鶏肉は、春の養生に必要な「気」と「血」を養う食材です。 「肝」の働きを助けるため、春に鶏肉を食べるとよいとされています。胃腸を温める作用もあるため、胃腸が弱い人や高齢者などの滋養強壮におすすめです。

食薬として人参は体の毒素を排出してくれる、デトックス（解毒作用）を助けてくれる食材です。女性にとってうれしい血を補い、さらに肝臓を補ってくれるのでとても嬉しいですよね。

じゃがいもは消化活動に力を与えます。そしてじゃがいもの甘味は気血を補い、緊張をゆるめてくれます。

新玉葱は、血行を良くしてからだを温めてくれる食材です。また気の巡りが良くなることで、胃の働きも良くなるので、生活習慣病の予防にもおすすめです。

春の七草のひとつでもある大根は、「気」のめぐりをよくして、胃腸の調子を高める作用があります。 消化酵素のジアスターゼを多く含んでいるので、消化の促進、胸やけ、胃もたれなどに効果的です。

春キャベツは、胃腸を丈夫にして元気を出す効果があると言われています。胃腸虚弱・疲れ・胸やけ・胃痛・食欲不振に有効です。

大豆はお腹の調子を整えて元気を養う食材です。この時期は、暑さで消耗した元気と潤いを補うことも大切です。豆腐は余分な熱を冷まし、元気を養い、さらに潤いも補ってくれます。

菊芋に含まれる水溶性食物繊維「イヌリン」には糖質の吸収を抑える性質があり、食後の血糖値を下げる効果および身体の糖化・老化を防ぐ効果があるとされています。カリウムも豊富に含んでいるため、血糖や血圧が気になる方におすすめの食材です。

○菊芋茶：糖尿病予防、便秘解消、むくみ解消等
○減肥茶：糖尿病予防、冷え性改善、肥満予防等
○桑の葉茶：骨粗しょう症、腸内環境改善等
○よもぎ茶：利尿作用、抗炎症作用、整腸作用等
○ごぼう茶：下痢改善、むくみ解消、肥満予防等
○どくだみ茶：血行促進、デトックス、美肌等